受けよう!けんしん
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堺市では、過去に市が実施するがん検診を受診された方へ、SMS(ショートメッセージサービス)を利用したがん検診受診のご案内を送信しています。
SMS(ショートメッセージサービス)とは、携帯番号を宛先として短いメッセージを送信するサービスです。
送信している携帯番号は、過去に市のがん検診を受診した際に「受診票」の連絡先にご記入いただいた携帯番号となっています。
送信元番号は下記のとおり表示されます。

【NTTドコモ、au回線の場合】+81 722 22 9936または0722229936(堺市健康推進課の電話番号)
【ソフトバンク回線の場合】242170

がん検診を無料で受診できます

令和7年3月31日まで、がん検診の自己負担金を無料で受診していただけます。
この機会にがん検診を受診し、以後の定期受診につなげてください。
対象となるがん検診は、次のとおりです。

がん検診の一覧表

検診名(検診種別) 対象者 内容 自己負担金
胃がん(個別検診) 50歳以上の偶数年齢の市民 胃部X線検査または胃内視鏡検査のいずれかを選択 令和7年3月31日まで
無料
肺がん(個別検診)
肺がん・結核(集団検診)
40歳以上の市民
たんの検査は次の条件に該当する希望者
50歳以上で喫煙指数(タバコ1日本数×喫煙年数)が600以上の方
胸部X線検査 令和7年3月31日まで
無料
たんの検査
(注意)事前に申込みが必要
令和7年3月31日まで
無料
大腸がん(個別検診) 40歳以上の市民 便潜血検査(2日法) 令和7年3月31日まで
無料
子宮頸がん(個別検診) 20歳以上の偶数年齢の女性市民 視診、内診、子宮頸部の細胞診 令和7年3月31日まで
無料
乳がん(個別検診) 40歳以上の偶数年齢の女性市民 視診、触診、マンモグラフィ(乳房X線撮影)

検診の結果により、40歳代の必要な方には超音波検査を案内します。

令和7年3月31日まで
無料
胃がんリスク検査(個別検診) 35歳~49歳の市民(35歳~49歳の間に1回) 血液検査(ピロリ菌の有無、胃の萎縮度の判定) 令和7年3月31日まで
無料
前立腺がん検査(個別検診) 50歳~69歳の偶数年齢の男性市民
(注意)胃、肺、大腸がん検診、または堺市国民健康保険特定健康診査と同時実施となります。
血液検査(PSA値測定) 令和7年3月31日まで
無料

(個別検診)医療機関で実施している検診、(集団検診)保健センターや地域会館などで実施している検診

医療機関検索のページから、受診できる医療機関の検索が可能です。
(注意)予約制の場合もありますので、事前に医療機関へご確認ください。

定期的ながん検診で早期発見・早期治療を!

現在、わが国は長寿社会を迎え、平均寿命は世界の中でも長くなっております。
その一方で、がんによる死亡者数は37万人を超え、他の疾病を大きく引き離しています。
胃・肺・大腸・子宮頸・乳がんについては、それぞれ特定の方法で検診を受診することによって、早期のがんが発見され、がんで死亡する確率が減少することが明らかになっています。
胃・子宮頸・乳がん検診は2年に1回、肺・大腸がん検診は1年に1回継続して受ける事が大切です。
早期発見のため、堺市で実施している検診を受診され、自らの健康状態の確認にお役立てください。
なお、検診は自覚症状のない方が対象です。自覚症状があれば、検診ではなくすみやかに医療機関を受診して適切な検査を受けましょう。

定期検診はなぜ必要?

堺市でのがんの死亡割合は27%と、全体の死亡原因の第1位となっています(図1)。
しかし、診断や治療法の進歩により、がんは初期であれば治る可能性が高い病気になってきています(図2)。
ほとんどのがんは初期には症状がありません。定期的に検診を受け、早期発見をすることが重要といえます。

 

検診の不利益について

がん検診には限界があり、100%がんを発見できるわけではありません。
がんがあっても「異常なし」と判定されることがあります。(偽陰性)
また、がんがなくても精密検査が必要と判定される場合もあります。(偽陽性)
検診には、このような不利益を生じることがあります。 

検診後の精密検査について

 がんは初期のうちであれば治る可能性が高い病気になってきています。
がん検診の結果が要精密検査だった場合は、がんを早期に発見する機会ととらえ、必ず精密検査を受けてください。